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​石角友香の執筆ポートフォリオ

​情報誌の音楽担当を経て、音楽ライターとして独立。主に日本のポップミュージックの記事を執筆しています。インタビュー、ライブレポート、コラムなど、ドキュメント7、ジャーナリズム3ぐらいの意識で、現場にいるリスナーの感覚を重視しています。

プロフィール

​石角友香 Yuka Ishizumi

情報誌の音楽担当を経て、独立。主に日本のポップミュージックについて執筆しています。インタビュー、ライブレポート、音楽コラム、レビューなど。RealSound、OTOTOY、SPICE、Skream!、encore(有線のオウンドメディア)、DIGLE MAG、Spincoasterなどに寄稿。

​最近の執筆記事

インタビュー / Galileo Galilei

2024年9月に2枚同時リリースした『MANSTER』『MANTRAL』に続く……というより三部作のもう一枚のアルバムがあるという事実、そしてそれはオリジナル新作ではなく、既発曲を再録したアルバムであるということ。この事実には常にチャレンジを続け、新曲を届け続けてきたGalileo Galileiというバンドのイメージからは意外なものではあった。SPICE

ライブレポート / wave to earth

韓国の3ピースバンド・wave to earthがニューアルバム『play with earth! 0.03』を携えたワールドツアーの一環で再来日。1月21日にZepp DiverCity (TOKYO)でワンマンライブを開催した。昨年は“韓国のグラミー賞”と称される『韓国大衆音楽賞(Korean Music Awards)』で「今年のアーティスト」にノミネート。彼らの他にはNewJeans、Beenzino、Silica Gel、JUNG KOOK(BTS)、Carina Nebulaという人気・実力を兼ね備えたアーティストが並び、高い支持を得ていることがわかる。RealSound

インタビュー / Laura day romance

2024年後半は二作のシングル「渚で会いましょう」と「Amber blue」をリリース。それ以前のシングルでのバンドのスタンスにも通じる、日常を通して本質的な生き方を綴る楽曲とは異なり、捉え方の自由度が高い物語へと、アレンジも含め一歩進んだ印象を持ったリスナーも多いはず。それは、約3年ぶりとなるフルアルバム『合歓る - walls』につながる序章だったのだ。 ぴあ

ライブレポート / ドレスコーズ

毎年、クリスマス・シーズンにその年を象徴するセットリストで行われる一夜限りのライヴが2024年も開催された。オリジナル・アルバムのリリースはなく、自叙伝"ぼくだけはブルー"の出版が注目された2024年。自叙伝と銘打たれてはいるものの、本作は志磨遼平の誕生から10代、毛皮のマリーズ、そしてドレスコーズが志磨の一人音楽プロジェクトとなった2014年のアルバム『1』までを収めた内容である。 Skream!

ライブレポート / NIKO NIKO TAN TAN ✕ TESTSET

2025年2月5日、100年に一度の『2525の日』にNIKO NIKO TAN TANがTESTSET(砂原良徳×LEO今井×白根賢一×永井聖一)をゲストに迎えた2マンライブを開催。最初にこの顔合わせを知った時、オーバーグラウンドシーンでこれほど主にイギリスのロックやダンスミュージックを背景に持ち、少しシニカルだったり独特のユーモアを内在させ、音楽と映像の融合におけるオリジナルなセンスを持ち、ともに2023年の『FUJI ROCK FESTIVAL』のメインステージに出演したという共通点が思い浮かんだ。RealSound

ライブレポート / Nulbarich

彼らのアリーナクラスのライブで最もバンド感が打ち出されたのが休止前最後のライブだということに、Nulbarichの本質を見た思いがする。2010年代後半の日本の音楽シーンにヒップホップやネオソウル、新しいR&Bなど海外のリアルタイムの音楽と並走する作品を浸透させ、メッセージ以前に音楽そのものでリスナーを揺さぶってきたNulbarich。SPICE

2024年の主な執筆記事

ライブレポート / 鎌野愛

声という楽器の可能性を突き詰めた1stフル・アルバム『muonk』、言葉の意味がメロディに乗る歌へのアプローチを強めた2ndフル・アルバム『HUMAN』でいわば両極の表現を実現した、その先に2024年リリースのEP『cocoon』は存在している。本作リリース後のライヴはより自由度を増した今の鎌野 愛のパフォーマンスが堪能できる内容を想像できてはいたが、何よりほぼ年に1度、アルバムに参加した盟友たちが同じ場所に居合し、音で交歓できる奇跡のような夜に感銘を受けた。 Skream!

インタビュー / SIRUP

SIRUPが約6カ月ぶりのニューシングル「GAME OVER」をリリースした。「GO!!」に続いてTaka Perryをサウンドプロデュースに迎えた同曲は、SIRUPのルーツであるソウルやR&Bをモダンに解釈したユニークなナンバー。恋愛をゲームのようにコントロールしようとすることの不毛さや憂いを表現したリリックと相まってシュールな印象も残す。今回は「GAME OVER」の着想はもちろん、11月と12月にそれぞれ行われるタイと韓国での単独公演までの経緯、大きな振り幅を見せた2024年のフェス・イベント出演で得たもの、それらを前提にした来年のビジョンなどを語ってもらった。(RealSound)

ライブレポート/Kroi

Kroi が6月19日にリリースした3rdアルバム『Unspoiled』のリリースイベント――と言うにはあまりにもスペシャルな――「Kroi Free Live at "Departure" at 横浜赤レンガ倉庫」を6月22日(土)に開催した。赤レンガ倉庫の建屋をバックドロップがわりに、極上のグルーヴを潮風に乗せたKroiと呼応するオーディエンス、横浜の風景をレポートする。(encore)

インタビュー / 浅井健一

音楽の新しさとはなんだろう?と考える。ジャンルの交配や新しいソフトウェアを使うことも遠因にはなるだろうが、一人のブッ飛んだアーティストの脳内に敵うものはないのかもしれない。と言うのも、浅井健一の2年半ぶりのソロアルバム『OVER HEAD POP』の音像や作品性がとてもフレッシュで、いまだに初期衝動に満ち溢れていたからなのだ。前作まではコロナ禍という時代性も影響していたのか、閉塞する世界の中でも光を見出すような内面的な楽曲が散見されたが、今作はもっとタフでポップだ。(Bezzy)

インタビュー / THE SPELLBOUND

THE SPELLBOUNDが約2年半ぶりとなるアルバム『Voyager』をリリースする。バンドがスタートしてからの集大成的な楽曲「LOTUS」をはじめ、ツアーを経たことで獲得した肉体性や共感を反映したロック・バンドならではの楽曲、前作からの間に挑戦した"夢ノ結唱"への提供曲の原曲等、コアファン以外も気になる楽曲も収録。難解になることなく未知の領域に踏み込む絶妙なバランスが際立つ本作について、中野雅之と小林祐介にじっくり話を訊いた。Skream!

ライブレポート / カラコルムの山々

実像が掴みにくいバンド名、“キネマポップバンド”というキャッチフレーズ、8月にリリースされたEP『週刊奇抜』の昭和のアイドル誌めいたアナクロなビジュアルと相反してAI生成されたようなキメラっぽいMV群の令和感。バンドイメージの焦点が合わないまま百聞は一見にしかずということで、現場に急行した。(RealSound)

インタビュー/NIKO NIKO TAN TAN

映像を担当するメンバーも所属するクリエイティブミクスチャーユニットという初期設定もさることながら、強力なライブアンセム「Jurassic」、メロディアスなスローチューン「No Time To Lose」など曲のよさが際立ってきたNIKO NIKO TAN TAN。彼らがメジャー1stアルバム『新喜劇』を8月7日にリリースした。(RealSound)

ライブレポート / 小林私

2023年12月15日に開催された企画ライブ『長い一日』終演後に発表されたイベントシリーズ『小林私の五日間』。当初は新しい音楽の楽しみ方を提案するイベントとして、Vol.1の「小林私とマターリ歌う日」のみの内容発表だったが、回を追うごとにいわゆる音楽ライブとしては逸脱した、毎回趣向の異なるライブを展開した。果たして『小林私の五日間』とは何だったのか? レポートで振り返る。​(オフィシャルレポート)

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